妄想ものコト

アラサー&メンヘラのコウコがおもったこと

洗濯物はたくましい

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毎日ではないけれど、洗濯物はたまにします。

なんでこんなに溜まるのだろうと不思議に思います。そう思いながらも洗濯機を回します。

自分の洗濯物や他の家の洗濯物を見て、

「ああ、干されてるなー」

と、のどかな気持ちにさせられます。

わたしも干されてみたい…。

実際、布団とともに干されたこともあります。

なつかしい思い出。

そんな思いを呼び起こす洗濯物ですが、いたって本人たちは真面目です。

いや、真面目と言うか一種の刑罰のようにも思えます。

なんせ、洗濯物の立場から考えると———、

洗濯機に入れられ、上からいろんな洋服やなんかを詰め込まれ、圧迫され、水や洗剤で殺菌され、ぶん回され、終わったかと思ったら、ハンガーに吊るされて日干しされる。

一連の苦行を並べてみましょう。

 

①洗濯機の狭く暗いところに閉じ込められる刑。

②上から他の洗濯物が詰め込まれる、圧迫の刑。

③水と洗剤で殺菌の刑。

④洗濯機の遠心分離力を味わう刑。

⑤ハンガーに吊るされ、水分を含んだ重力に耐える刑。

⑥洗濯ばさみの強烈な痛みに耐える刑。

⑦日干しされる日光地獄の刑。

⑧風圧にも負けられない刑。

 

と、思いつく限り考えてみました。

他にもなにか思いついたら教えてください。

そういうわけで、洗濯物は常に8コの刑にさらされているわけです。

なんと我慢強い、なんという苦行でしょう。

わたしなら耐えられない。

そんなことを考えながら、今日も洗濯物を干してきました。

 

———ああ、そうだ。ひとつ忘れてました。

番外編として、洗濯物を取り込み忘れたら雨にさらされる刑も追加しときます。

それでは、洗濯物たち、よく乾きますように。