妄想ものコト

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【太陽のパスタ、豆のスープ】宮下奈都

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫) | 宮下 奈都 |本 | 通販 | Amazon

 

 

“結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。

彼女に手を差し伸べたのは、叔母であるロッカさん。

ロッカさんが提案したのは“ドリフターズ・リスト”(やりたいことリスト)の作成だった。

わたしのやりたいことはなにか。できることはなにか。

自分の心に向き合うことで、すこしづつだが明日羽に変化が生まれていく———。”

 

 

 

読んだ感想として、主人公はわりとポジティブで鈍いんだな、と思いました。

そんな主人公はきらいではないです。むしろなんやかんやうらやましい。

 

ドリフターズ・リストは、合うひとには合うだろうが、わたしだったら書き出したらやらなきゃいけない!と気張ってしまいそうで難しい。

 

 

まあでも、がんばれるときに、がんばれる人が、がんばればいいんだと思うよ 

ロッカさんの言葉。

そうだよね、となっとくした。

そのときどきで、感情の起伏があったり、力がみなぎったりするわけだから 、よく考えたら当たり前のことで。

 

みんな平然と仕事してるけど、内心動揺していたり、心が折れそうになっていたりするんでしょうか。

 

みなさん、立派です。