【へその緒スープ】群ようこ
群ようこ著の「へその緒スープ」。
読んで驚いたのが、群先生はこういうホラー系って書くんだ!?ってびっくりしました。
一番最初に読んだのが、「かもめ食堂」というほんわかした作品だったから。
まあそれは置いといて、
この作品は10編の短編集ホラー。
ひとびとの心の闇というか、ほとんどのひとが心の奥底にもっているかもしれない「毒」を主人公の周りに登場させている。
現実ではいなそうでいそうなひとたち。
その後、振り回された主人公たちはどうなったのか。知りたいような知りたくないような。どろどろの展開になりそうなのは目に見えている。
……といろいろ書きましたが、
再読するには余裕があるときか刺激がほしいときしか読めないかなぁ。
でもいろんな人間模様を垣間見れておもしろかったです。